PR:本記事には広告を含みます。
PremiereとFinal Cut Pro、Macで動画編集を始めるならどちらを選ぶべき? まず確認したいのは「どちらが高性能か」ではなく、使うパソコン、相手に渡すもの、利用年数です。Windowsでも編集する、または依頼主からPremiereのプロジェクト納品を指定されるならPremiereを優先。Macだけで制作し、完成動画を納品する仕事が中心ならFinal Cut Proも有力です。
この記事は両者だけの購入前判断に絞ります。無料ソフトを含む全体比較は初心者向け編集ソフト5選、Premiere単体の料金・解約条件はPremiereの料金記事を参照してください。
Premiereを先に検討
Premiereを選ぶ
Final Cut Proも比較
「Macなら必ずFinal Cut」「副業なら必ずPremiere」という意味ではありません。案件の指定を最優先に確認します。
PremiereとFinal Cut Proの違いを一覧で比較
| 確認点 | Adobe Premiere | Final Cut Pro(Mac版) |
|---|---|---|
| 使えるPC | 対応するWindows/Mac | 対応するMac |
| 入手方法 | サブスクリプション | Mac版買い切り、またはApple Creator Studio |
| 公式表示価格の例 | 年間プラン(月々払い)税込3,280円/月 | 買い切り税込50,000円、Creator Studio税込1,780円/月または17,800円/年 |
| 編集データの引き継ぎ | Premiereプロジェクトの指定案件に適合 | Final Cutライブラリ/FCPXMLを使用。Premiereプロジェクトとは同一形式ではない |
| 購入前の注意 | 年間プランの途中解約条件を確認 | Macの対応OSと買い切り版/サブスク版の違いを確認 |
上の料金は比較の基準点であり、割引、学生価格、更新後価格や決済画面の条件は含みません。Premiereの「月3,280円」は年間契約を月ごとに支払う例で、いつでも3,280円だけ払ってやめられる月単位契約という意味ではありません。Apple Creator StudioはFinal Cut Pro以外のアプリも含むため、両者の金額だけで同じ内容の契約と考えないでください。
選び方1:WindowsとMacを行き来するか
Final Cut ProのMac版はAppleのMac向けソフトです。Windowsの編集者と同じソフトのプロジェクトをやり取りする予定なら、両OSに対応するPremiereの方が検討しやすくなります。一方、Macだけで編集し、依頼主へ渡すのが完成動画と指定された素材だけなら、OSだけを理由にFinal Cut Proを外す必要はありません。
パソコンの性能はソフト名だけでは決められません。Appleは現行Mac版Final Cut ProにmacOS 15.6以降、メモリ8GB以上(16GB推奨)などを案内しています。Adobeも編集する解像度に応じて異なるメモリ・ストレージ要件を示しています。今使うMacのOS、メモリ、素材の解像度を各公式要件と照合してください。
選び方2:案件で求められる納品物は何か
副業案件でも、納品物が「完成したMP4動画」なのか「修正可能なPremiereプロジェクトと素材一式」なのかで選択が変わります。前者ならFinal Cut Proで仕上げられる案件もあります。後者でPremiere形式が明記されているなら、Final Cut Proで作った編集データをそのまま渡しても条件を満たしません。
最初の応募前に募集要項の編集ソフト指定、プロジェクトファイル要否、修正時の受け渡し形式を確認しましょう。案件の獲得や収入は、どちらかのソフトを購入しただけでは保証されません。
選び方3:契約期間と総額を比べる
Apple公式では、Mac版Final Cut Proの買い切りが税込50,000円、Apple Creator Studioが税込1,780円/月または17,800円/年と案内されています。Adobe公式のPremiere単体は年間プラン(月々払い)が税込3,280円/月です。単純に12か月継続した支払額はPremiereが39,360円、Creator Studioを年払いした場合は17,800円。Final Cut Pro買い切りは購入時50,000円です。
3,280円×12か月=39,360円。途中解約条件あり。
購入時50,000円。対応するMacが必要。
年払い17,800円。ほかの制作アプリも含む。
税込の公式表示価格を単純計算した例。プラン内容が異なるため、価格だけで優劣は決められません。
ただし、Premiereの月払い年契約を途中で解約する場合、Adobeは契約開始から14日経過後に残額の50%の早期解約料が適用されると案内しています。短期間だけ使う予定なら、Premiereの月々プランと解約条件を見て、申込画面に表示される総額を比較してください。長期利用でも、Apple Creator Studioに含まれるほかのアプリやFinal Cut Pro買い切り版との差を含めて判断するのが安全です。
移行前に知りたい:編集データはそのまま互換ではない
「まず安い方で作り、あとからボタン一つで別ソフトへ移せる」と考えるのは危険です。AppleはFinal Cut Proのプロジェクト交換形式としてFCPXMLを案内します。一方Adobeは、Final Cut ProのFCPXMLをPremiereに直接読み込めず、変換ツールが必要な場合と、複雑なエフェクト・トランジションなどが完全には移らない可能性を説明しています。PremiereからFinal Cut側へのXML書き出しにも、移らない効果や設定があります。
完成動画か、相手が編集できるプロジェクトか。
FCPXMLとPremiereプロジェクトは同一形式ではない。
カット・字幕・音・効果・再リンクを確認。
互換性は一律に保証されません。案件データの納品前に実際の受け渡し条件で確かめてください。
乗り換えを前提にするなら、重要な案件を始める前に短いテストプロジェクトを作り、素材の再リンク、カット位置、テロップ、音量、エフェクト、書き出し結果を確認してください。完成動画だけの納品なら、編集データの完全移行は必須ではありません。
結論:この条件ならどちらを選ぶ?
Windowsも使う/依頼主がPremiereの編集データを指定する/Adobe系アプリと合わせた制作が必要。
Macで制作を完結し、完成動画の納品が中心/買い切りまたはCreator Studioの条件が自分の利用期間に合う。
まだ案件条件が決まっていないなら、先に「1本作る動画」と「応募したい案件の納品形式」を決めてから選ぶ方が無駄な契約を減らせます。Premiereを候補に残した人はPremiereの現行料金・解約条件、Final Cut Proを候補に残した人はApple公式の現行価格・対応環境を購入直前に確認してください。
Adobe公式で最新のPremiere料金を確認する(広告)
よくある質問
MacユーザーならFinal Cut Proの方が得ですか?
価格だけでは決まりません。案件でPremiereの編集データが指定されるなら、MacでもPremiereが必要です。Macで完成動画を自分で仕上げる用途なら、Final Cut Proの買い切り/Creator Studioも比較対象になります。
Final Cut Proの買い切り版とCreator Studioは同じですか?
同じ契約ではありません。Appleによると、Creator Studioは複数の制作アプリと一部のサブスクリプション限定コンテンツを含み、Final Cut ProのMac版は買い切りでも購入できます。使いたい機能と期間で選んでください。
Final Cut ProのプロジェクトをPremiereへ移せますか?
AppleのFCPXMLをPremiereがそのまま完全に読み込むわけではありません。Adobeは変換と、エフェクト等の移行漏れへの注意を案内しています。受注案件では事前検証が必要です。
調査日:2026年10月8日。一次情報:Apple Final Cut Pro、Apple Creator Studio発表、Adobe Premiereプラン、Adobe解約条件、Adobe必要システム構成、AdobeのFCPXML移行案内、AdobeのFinal Cut Pro XML書き出し案内、AppleのFCPXML案内。価格・要件・契約条件は更新されるため、申込直前に各公式ページを再確認してください。